2025年6月30日の月曜日、
横須賀に日帰り旅行に行きました。
都内の自宅からは、経路によるけど電車で片道1時間半〜2時間くらい。
自分は、時間がかかる代わりに乗り換えが1回で済むルートで行ったから、
往路は車窓を楽しみながらのんびり過ごした。
降車駅は「横須賀中央」もしくは「汐入」になると思う。
自分は観光ルート的に若干スムーズかなと思い、汐入で降りることにした。
ドブ板通り商店街
汐入駅到着が午前11時くらい。
まずは早めのお昼ご飯。
横須賀のグルメといえば、「海軍カレー」と「ネイビーバーガー」。
昼食と夕食で、どっちも食べる予定!
有名店の多くは、この「ドブ板通り商店街」沿いにある。

右側にある「DOBUITA ST」の看板が、
まさにアメリカみたいで異国感がある笑

「ドブ板通り」という名前の由来は、
昔ここにドブ川が流れていて、その上に人が通れるように鉄板を敷いたから、らしい。


道路の感じは日本だけど、
英語だけの看板の連なる感じが、海外みたい。
道行く人も、恐らく米軍関係のアメリカ人と思われる白人系の人が多かった。

このお店は結局行かなかったけど、
ネイビーバーガーを出す有名店として取り上げられてた。
洋画で見るようなアメリカのダイナーがそのまま目の前に広がったような雰囲気のお店が多いのも、
横須賀の魅力だと思う。
TSUNAMI

お昼ご飯はここで食べることに。
自分がアイルランドに留学をしていた時、
ニックネームが「TSUNAMI」だったから親近感を感じた(笑)
このお店では海軍カレーもネイビーバーガーもどっちも食べられます!

地下の秘密基地感がある店内。
テレビ画面にはK-POPのPVがひたすら流れていた。
お店の人の趣味?笑

レトルトカレーの販売もある。
そういえば何年か前、
スーパーで売ってた海軍カレーのレトルトパックを買って食べたら凄く美味しかったから、
自作しようとレシピを調べてみたら、
材料が多くて工程もものすごく面倒くさくて諦めたのを思い出した笑
海上自衛隊のサイトに海軍カレーのレシピが載ってるので、
よかったら見てみてください。



アメリカでは食品のサイズが基本大きいと言うけど、
お冷のグラスも心なしか大きい気がする(笑)
何を注文するか決めていなかったけど、
ネイビーバーガーはこれだ!というものが無かったので、
このお店では海軍カレーを食べることに。
ちなみにネイビーバーガーも海軍カレーも、
一定のレシピがある訳ではないみたい。
お店によってレシピや材料が違っていても、
一括して「ネイビーバーガー」「海軍カレー」と呼ばれているのが実態。
じゃあ何を持ってそれらを名乗れるのかというのは、正直わからない…笑

海軍カレーを注文すると、
まずサラダと牛乳、福神漬けが出てきた。
少なくともカレーライスにサラダと牛乳が付くのが、海軍カレーの規定らしい。
そもそも海軍カレーとは何かと言うと、
何日も船の上で過ごす日本海軍が曜日感覚を失わないように、
毎週金曜日の食事に出していたカレーライスが起源なんだって。
このサラダがなかなかボリュームがあって、
都内のおしゃれカフェにありがちな申し訳程度の小皿サラダよりずっと多かった笑

海軍カレー到着。
ビーフとニンジン、ジャガイモを使用した、リッチな味わいのカレー!
ルゥはトロトロめで、黒い感じの重いコクがあった。
具が少なめなのが特徴的かな?
自分は並盛りを注文してビーフが2切れ入ってた。
一緒に居た友人は大盛りを注文したけど、
ビーフがなんと1切れしか入っていなかったらしい…。
ルゥに溶け込んでいるということだろうか?
真相は、謎…。

横須賀グルメとされているものは、
どこも料金が高めです…笑
三笠ターミナル/猿島ビジターセンター
次はフェリーに乗って猿島へ。
「三笠ターミナル」別名「猿島ビジターセンター」という発着場を利用します。
近くに「横須賀フェリーターミナル」という港もあるので、
利用する際は間違えないように気をつけてくださいね!

およそ1時間に1本フェリーが出ています。
ネットでチケットを買うことも出来ますが、
カウンターで直接買っても売り切れになることはまずないでしょう。

日差しが強かったものの、
せっかくなので風を感じるためにデッキへ。

平日の昼間ですが、
そこそこお客さんで賑わっていました。



柵に寄りかかっているのは発着場のスタッフ。
筋骨隆々で浅黒く焼けている人が多かったです。


この後行くことになる「記念艦 三笠」もすぐ隣に見えます。

5分〜10分くらいで猿島に着きます。
船って普段利用する交通手段じゃないから、ワクワクする!

実は猿島は初めてではなく、2回目。
初めて行ったのは、夜の猿島内に展示されたアート作品や、
アーティストの浜辺での生ライブを鑑賞したりするイベント「Sense Island」のとき。
不定期的に開催されているみたいなので、気になった方は調べて行ってみてください!
猿島

船を降りて、島へ繋がる橋を渡っているところ。
「猿島」という名前の由来は、
日蓮上人という仏教の僧侶が嵐で遭難しそうになった時に、
白い猿に導かれてこの島に避難した、という伝説から来ているみたい。



発着場近くにある休憩場。
飲み物や軽食が島内のショップで売っていて、
ここで食べることもできます。

島内の道は一本道という訳ではないけれど、
分岐が数カ所あるくらいで、
基本的にはぐるっと一周回って帰ってくる構造。


島の中は暑くなるかな?と思っていたのですが、
通路のほとんどが木陰になっていて、思いのほか快適です。


なんとなくジブリのラピュタを思わせる神秘的な道。


トンネルを抜けて分岐点。

海を見渡せる広場に出ました。


広場の階段を降りることで、
海のすぐ近くまで行くことができます。
貝か何かを探し回っている人たちもいました。


階段がわりと多いので、しっかり見て回ろうとするとそれなりに体力を使います。
日陰が多いのが救い。
これで直射日光が照っていたらやばかった…。


猿島はかつて戦争に使われていた島でもあるので、
塔や砲台跡などの遺構が所どころ見られました。
戦場という人間が紡いだ血生臭い歴史の場所を、
時の経過とともに自然がそっと包み込み、浄化し、過去のものにしていく。
そんな雄大な営みを感じました。
歴史探訪と自然を楽しめるいい所だと思います。
自分は夜と昼どちらも体験できたのが良かった。

横須賀市内に戻ります。
後半に続く…
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