【福井旅行】年縞博物館&三方散歩

年縞博物館 福井

2025年10月15日〜18日、3泊4日で福井旅行に行ってきました。
今回は、10月16日(木)に年縞博物館へ行った時の記録です。

↓年縞博物館公式サイト↓

福井県年縞博物館 公式HP
福井県年縞博物館(2018年9月15日(土)開館)の公式ホームページです。本ホームページでは年縞に関する情報はもちろん、展示内容やイベント等様々な情報を随時発信し、年縞の魅力をお伝えしていきます。

↓地図↓

福井駅から年縞博物館への電車・バス

年縞博物館は、福井駅から公共交通機関で行くなら約2時間と、
そこそこ離れた所にある。

嶺北・嶺南に分けられる福井県で、
今回の旅行で訪れた場所の中では、唯一嶺南にある。

僕は、福井駅からハピラインふくいで敦賀駅まで
→小浜線に乗り換え三方駅まで
→バスに乗り縄文ロマンパーク(年縞博物館)まで

というルートで行きました。

ただし、帰りは三方→敦賀の電車の本数がものすごく少ないので注意!

僕はこれによって後々困ることに…。

三方駅

三方駅を出て、すぐ近くのバス停から
縄文ロマンパーク(年縞博物館)行きのバスが出ている。

このバスの運賃は現金でしか払えなかった。

縄文ロマンパーク

縄文ロマンパークで降りると、こういう道に出る。

縄文ロマンパーク

「太古のロマンを体験できる縄文ロマンパーク」だそうで、
色々な施設があった。

年縞博物館はこの敷地内にある。

三方湖

この場所は三方湖沿いなので、
少し歩けば湖畔に出て、広大な湖を眺められる。

年縞博物館

年縞博物館

入口!

入場料は500円とリーズナブル。

福井は全体的に、観光名所でも入場料が安めなイメージがある。

西山動物園に至っては無料だし。

年縞博物館

博物館内に入ると、まずは専用のシアターに通されて、
年縞について説明した2分ほどの映像を鑑賞することになる。

実際に年縞を見られるのは、その後。

年縞というのは、湖の底に貯まった泥などが形成する、
しましま模様の地層のこと。

年縞博物館では、近くの水月湖の湖底から採掘された年縞を展示している。

年縞博物館

2階に上がると、
全長45メートルに及ぶ年縞がずらーっと展示されている。

年代が新しい順に展示されていて、
最奥まで進んでいけば、約7万年前の年縞にまで遡ることができる。

年縞博物館

この、輝くステンドグラスのような展示の仕方が凄くロマンチックで綺麗。

年縞博物館

こんなに綺麗に泥の層が積み重なっていけたのは、
水月湖の気候や環境が奇跡的に良かったおかげらしい。

7万年も昔まで遡れる年縞があるのは、世界でもここ水月湖だけなんだとか。

堆積物の成分を調べることで、その時代の気候が分かるらしいし、
例えば他の場所で何かが発掘された際に、
それに付着した成分とこの年縞を照らし合わせることで、
その出土物がどの時代のものなのかを特定するという活用の仕方もあって、
考古学的にものすごく価値のあるものらしい。

年縞博物館

それほどまでに世界的に価値のあるものが
ここ日本に奇跡的に作り上げられたというのは、
なんだか嬉しい。

7万年前の土と対峙しているというのは、凄くロマンがあった。

年縞博物館

反対側には、日本の他の場所や世界で採掘された年縞、
人類史や地球の歴史など色々な展示がある。

ワンフロアで完結する、コンパクトな博物館でもある。

年縞博物館

ガラスで厚く加工されているとはいえ、
実際に触れるコーナーもあった。

ガラスに閉じ込めるというのは、保護という機能的な理由以外に、
見た目的にも結構名案だと思う。

年縞それ自体は茶色いシマシマという結構地味なものだしね…。

ライトアップの仕方も、ロマンチックに見せるのに役立っていると思う。

トラブル&鰻丼

一通り見たし、さて帰ろうと帰りの電車を調べてみると
三方から敦賀方面への電車が全然ない!!

12時半頃に出発すると、次は15時過ぎまで一切動いていないみたいだった。

ろくに調べない自分が悪いんだけど、
この後の予定が狂わされて結構困った…。

地方の交通網を舐めてはいけない。

三方

タクシーで敦賀まで行くのもお金がかかり過ぎるし、
仕方ないので三方でゆっくりすることに。

縄文ロマンパーク↔三方駅の間は、徒歩で約25分と
バスを使わなくても歩ける距離。

うなぎ

三方湖や水月湖の辺りはうなぎ屋さんが多く、
この地方では有名らしかったので
予定には無かったけど急遽、鰻丼食べました笑

このお店には天然モノのウナギもあったけど、
流石にお値段が張るので
通常のこちらの鰻丼を食べた。

それでも2400円。

味はとっても美味しかった。

三方

地元の人らしいおじさん達が、
結構強めな関西弁で話していた。

福井は大きく嶺北と嶺南で分かれていて、
嶺南は関西文化が濃いと聞いたことがある。

三方の街を歩いていても、
なんとなく地方色がより強いというか、
福井や鯖江あたりとは雰囲気が違った。

三方

15時頃まで駅でゆっくりして、
敦賀〜福井までやっと帰れました。

レンタカーがあればこういう移動はもっと柔軟に出来たんだろうけど、
いかんせん免許すら持っていないので…笑

地方旅行の際は電車の時間に注意ですね。

― 3泊4日福井旅行のシリーズ ―
(各項目の記事は順次作成します)
【1日目】
恐竜博物館
ヨーロッパ軒 総本店
【2日目】
西山動物園
・年縞博物館
居酒屋 さかな囃子
・秋吉 鯖江店
【3日目】
・一乗谷朝倉氏遺跡
・サルヴァトーレ
・東尋坊
・めん房つるつる 江戸店
【4日目】
・けんぞう蕎麦
・永平寺

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