2025年10月15日〜18日、3泊4日で福井旅行に行ってきました。
今回は、10月15日(水)に恐竜博物館を観光した時の記録です。
↓恐竜博物館公式サイト↓
↓地図↓
福井駅から恐竜博物館までの電車・バス
僕は、福井駅から「えちぜん鉄道 勝山永平寺線」に乗って勝山駅まで行きました。
所要時間は1時間ほどですが、
福井は全体的に電車の本数が少ないので注意!
えちぜん鉄道の乗り場は福井駅のすぐ隣にあるので、
移動に時間がかからなくて快適です。
有料コインロッカーもあるので、身軽に移動したい人はここで預けていくことも出来ます。
(恐竜博物館の中にもあり、あちらは100円玉が返ってくるので実質無料)

20個ほど停車駅があり、
勝山に近づくにつれて、のどかな風景が窓から見えます。

勝山駅前ロータリーに恐竜が!
(福井駅で既に何体も見ていると思うけど笑)

勝山駅からは恐竜博物館直通のバスが出ています。
直通のバスと、他にも何箇所か寄る長いルートのバスの2種類があるっぽい。

バスはICカードが使えず現金のみだった。
今回の旅行で福井のあちこちを巡ったけど、
現金のみのバスはここと、年縞博物館のある三方の循環バスだったと思う。
あと運転手のおじさんが、発車前の1〜2分の間だけクロスワードパズルの本を取り出し、
鉛筆で解いていた。
わずかなスキマ時間も活用する感じを見習わないと…!

少しずつ見えてくる恐竜博物館の建物。
シルバーの卵型ドームです。
実は福井駅〜勝山駅を電車で移動する途中の、のどかな風景でも遥か遠くに見えるので、
もう見えてる!今からあそこに行くんだ!とワクワクした。
恐竜博物館 外周

恐竜だらけの坂道を登り続け、バス停へ到着。
帰りも同じバス停から乗ることになる。
博物館の建物だけでなく色々な施設があるので、結構広い。

このゆるキャラみたいな、シュールな壁の絵もバス停の目印。
正面を向いてるのは特に顔がヤバイ…笑

入場まで少し時間があったのと、お腹が減ったので、
博物館外のレストランで何か食べることに。
(チケットは入場時間ごとに販売している)

中はレストランの他にもお土産屋さんがある。
振り返ると、レストランの料理の質もお土産屋さんの品揃えも、
恐竜博物館内部の方が良さそうだった。
チケットを買わないとアクセスできないから、当たり前といえば当たり前かな。

個人的にはこの食事の券売機がちょっと困った。
2台しか設置されていないから混雑する上に、
人がどっちの機械にどう並んでいるのか分かりにくい…。
なんとなく前の人の後ろについてみたら、
反対側から来た外国人観光客らしき人がしれーっと割り込んできたり、
集団で「どうする?」「何にする?」と楽しそうに話し合いを始めたりするので全然進まない。
ここは改善して欲しいかな。

「プテラノウドン」を注文(笑)
ダジャレ…笑
上に乗ったビスケットらしき物が、プテラノドン要素。

薄くて、ビスケットとパンの中間のような食感。
何なのかはよく分からなかった…。
団子状の物は、鶏の肉団子でした。
味はいたって普通のうどん。

博物館入口の前には、福井のあちこちに点在する恐竜博士のベンチのうちの1つがある。
ベンチに腰掛けているタイプが多い中、
スタンディングスタイルの博士はここと、東尋坊のやつの2体だけなのかな?

屋上広場にもう1体。
こちらはベンチ腰掛けタイプ。
恐竜博物館 内部

電子ゲートをくぐった先にロッカールームがあったので、
荷物を預けました。
100円玉を入れると使うことが出来て、
中身を取り出す時に返ってくるタイプ。
やっぱり博物館や美術館は歩き回るし、
立ちっぱなしで説明を読む時間も長いから身軽な方がいいね。

ゲートを通ってまず目に入るのは、
最下層に向かって長く伸びていくエスカレーターと、
各層を見渡せる吹き抜けの構造。

これは反対側から撮った写真で、
最上層の一番奥が入場口。
4層構造になっていて、
一番上から一番下まで真っ直ぐに降りられるエスカレーターが貫いている。
まずはエスカレーターで最下層まで行き、
1階ずつ上がっていきながら最上層に戻っていく回り方が良いと思う。

いざ最下層へ…。
この長いエスカレーターの感じが、
ジョージア・トビリシの地下鉄を思い出す。
下りながら、後で行くことになる各階の様子が見渡せるのもワクワクする。

エスカレーターを降りると、化石の回廊のような所に出た。
隠された地下道を進んでいるような、神秘的な雰囲気がよかった。

回廊の先には大きな恐竜の復元標本があって、
その左右には上に続く階段が。
登っていくと…

綺羅びやかなライトに照らされた、たくさんの恐竜!
ここは主に骨格を展示しているみたい。

この雰囲気が凄く良くて、
恐竜のことを詳しく解説しているだけでなく、
美しいディスプレイの仕方にも入念さを感じる。
ちなみに中央のティラノサウルスはものすごくリアルに動くので必見!

これらはもちろん模型だけれど、ものすごくリアル。
1体1体がどんな種の恐竜なのか、どんな特徴なのかも分かりやすくパネルで説明されていて、
読み続けても疲れない。
また、このフロアにはインフォメーションのカウンターが設置してあって、
疑問があればスタッフの方が丁寧に教えてくれます。
ブラキロフォサウルスのミイラ化石を探していたんですがなかなか見つからず、
インフォメーションのお兄さんに教えてもらった。

自分のお気に入りはこれ、ブラキオサウルス。
このフロアで最も大きくて、頭が天井についてしまいそう。
こんなに大きな生き物を目の当たりにしたら恐ろしいだろうなと想像を巡らせるのも楽しい。

もう1つのお気に入り。
口から血を垂らしている上に、目がなかなかイッちゃってる。
恐竜博物館に来た際は、どこにいるのか探してみてください。

またこの博物館は、
恐竜だけでなく火山活動などの地質的なことや、
生物の進化や鉱石なども展示している。
いわば幅広い理科の博物館といった感じ。

恐竜博物館で一番ワクワクした場所はここ、鉱石のセクション!
恐竜じゃないのがなんか申し訳ないけど(笑)
石って見てるだけで楽しくて…。

特にここは、1月〜12月までの誕生石がずらーっと展示されている。
名前は聞いたことがあっても実物は見たことがないという宝石を一通り肉眼で見ることができて、
とても見応えがある。

先ほどの吹き抜け部分を下から見上げると、
卵のような物体が。
恐らくこれは恐竜の卵を意図して作ったのかな?
第2層、第3層に行ってもまた違った展示やコーナーがたくさんあるので、
1日中滞在出来ると行っても過言ではない。
そのくらいボリュームたっぷりの博物館です。

出口付近にいた、恐らくハロウィン時期限定の恐竜(笑)
出ても再入場できます!

福井といえば恐竜が有名だし、
王道の観光地だから一度は行っておこうと思って寄った恐竜博物館。
(観光地と言っても、れっきとした研究機関だけど)
子供・ファミリー向けの雰囲気はあるけれども、
建築や展示が美しいし、博物館としてのレベルも高いので、
大人一人で行っても物凄く楽しめました!
― 3泊4日福井旅行のシリーズ ―
(各項目の記事は順次作成します)
【1日目】
・恐竜博物館
・ヨーロッパ軒 総本店
【2日目】
・西山動物園
・年縞博物館
・居酒屋 さかな囃子
・秋吉 鯖江店
【3日目】
・一乗谷朝倉氏遺跡
・サルヴァトーレ
・東尋坊
・めん房つるつる 江戸店
【4日目】
・けんぞう蕎麦
・永平寺


コメント