【八丈島旅行】羽田から1時間で行ける!自然豊かな離島

八丈島 八丈島

気晴らしのために、
一泊二日で八丈島に旅行してきました。(2025/3/15〜3/16)

羽田からたった1時間で行けることを初めて知り、
八丈島に行ってみよう!と決めたのがフライト前日でした(笑)

八丈島について

八丈島(はちじょうじま)は、
東京都の南、伊豆諸島に属する東京都の島です。

羽田空港からANA便が1日3便(片道約1時間)就航しているほか、
竹芝桟橋から夜間フェリーで一晩かけて行くことも出来ます。

海や山の自然とアクティビティ、グルメ、温泉などが人気です。

1日目

八丈島空港上陸

八丈島空港

羽田空港から昼の便(12:20 – 13:15)で八丈島空港に上陸。

八丈島が強風のため、安全に着陸出来ないと判断された場合は、
羽田に引き返すという条件でのフライトでしたが、
無事着陸できました。

ちなみに八丈島は天候が不安定で、
こういう条件付きのフライトや、欠航になることは割とあるみたい。
(実際、この1つ前の朝の便は欠航になっていたらしい…!)

空港の中にあるレストラン「アカコッコ」でお昼ごはん。

八丈島空港

八丈島名物の野菜「あしたば」を使った、あしたばビール。
青臭さをそこそこ感じる個性的なビールだった笑
青汁が好きな人は好きかも?

八丈島空港

島魚定食。
トビのコロッケ、トビのすり身揚げ、地魚のフライ。
「地魚」が何かは、謎…笑
味はどれも美味しかった。

空港の外で1台だけ停まっていたタクシーを利用し、
宿泊先のホテルへ。

飛行機を降りてから空港内で食事をしていたから、
外に停まっているタクシーがまだいるかどうか心配だったけど、なんとか捕まえられた。

リードパークリゾート八丈島

リードパークリゾート八丈島

宿泊先は、海沿いにある「リードパークリゾート八丈島」。

そこそこ長い歴史のあるホテルで、
名探偵コナンの映画にも登場したらしい。

リードパークリゾート八丈島

ロビー。
ホテルの内装はレトロ洋風な雰囲気。

チェックイン時に渡されたパンフレットを見ていたら、
夕食は前日までに予約が必要だという記載が…!

Expedia経由で予約したんだけど、
そんな記載は見たことが無かったから、
嫌な予感がしてフロントに確認すると、案の定予約出来ていなかった。

ダメ元で今からでも予約出来るか聞いてみたら、
大丈夫ですよーとの事なので、その場で予約した。
和食のコース料理で5500円。

価格を聞いて正直迷ったけど、
ホテル周辺で食事が出来る所は無いし、
最寄りのバス停まで行くにしても、徒歩30分。
ちょっと高いけれども、ホテル内で食べることにした。

リードパークリゾート八丈島

自分の部屋!
一人旅だけど、空いているのがツインルームだけだった。

リードパークリゾート八丈島

ベランダからの景色。
海が近くて気持ちいい。

リードパークリゾート八丈島

「ベランダから降りて、屋上を伝って他の客室に容易く侵入出来るので、セキュリティが心配」というレビューを見たけど、
これは確かにそう(笑)
部屋の窓の鍵は閉めておいた方がいいね。

ホテル内の大浴場(温泉ではなく沸かし湯)に入ってから、夕食会場へ。
コース基本料金が5500円で、
お酒も何杯か飲みたいから、
ある程度の出費は覚悟しての夕食(笑)

リードパークリゾート八丈島

席に着いてからの最初のセッティング。

島の名物が何品か含まれていて、
色々な御当地グルメを少しずつ食べられるのが良い!

島の新鮮なお刺身に、
ネタを醤油のタレに漬け込んで、ワサビではなく辛子を使った島寿司、
そして八丈島はジャージー牛の乳製品も盛んだから、
ジャージーミルクを使ったしゃぶしゃぶ。

飲み物はまずは度数高めの島焼酎を注文。
(銘柄を忘れてしまった)

リードパークリゾート八丈島

ハウスワインの白も飲んだ。

リードパークリゾート八丈島

明日葉の天ぷらを追加注文。
(これはコースには含まれておらず、1000円くらい)

島焼酎飲み比べセットも頼んでみた。
右の「麦冠情け嶋」が、
キャラメリゼしたような香ばしさがあって好みだった。

リードパークリゾート八丈島
リードパークリゾート八丈島

煮物と天ぷら。
地味にさつまいもの天ぷらが結構美味しかった笑

リードパークリゾート八丈島

締めの御飯と味噌汁、ふりかけ類。

リードパークリゾート八丈島

デザートのプリン。

今回のコースは美味しかったけれども、
食材や料理のクオリティが物凄く高いというわけではないから、
5500円だと割高に感じたのが正直な感想。

ちなみに、夏の間はコースではなくビュッフェになるそうです。

2日目

自分は車の免許を持っていないので、
島を巡るには公共交通機関に頼ることになる。
(自転車という手もあるけど、普段乗らないので…)

リードパークリゾート八丈島の最寄りのバス停は、
徒歩30分の所にある「神湊(かみなと)」。

八丈島は巡回バスが通っているけれど、
本数が1時間に1-2本と少なく、時間をよく計算して行動する必要がある。
ホテルのフロントで貰える巡回バス時刻表は、
結局最後まで何度も見ることになったから必須アイテム!

お得なバス乗車券&温泉入場券「バスパ」について

バスを使って島内を移動する人や、
温泉をはしごする予定の人は「バスパ」がおすすめです。

購入日から2日間、バスに乗り放題&指定の温泉4箇所に入り放題になる券です。
(入れる温泉は「ふれあいの湯」、「ザ・BOON」、「やすらぎの湯」、「みはらしの湯」。
ただし「ザ・BOON」は当時休業中でした。)

料金は大人1000円、小学生500円で、
町営バス受付とバス車内で紙媒体のチケットも買えますが、
自分はジョルダンのスマホアプリから買いました。
チケットを画面に表示させて使うことができます。

海辺のベンチ

神湊発のバスの時刻に合わせて、
海辺のベンチを見てからホテルで朝食を食べ、
チェックアウトするという段取りにした。

八丈島

朝の道路。
空が広く、緑が多くて気持ちいい。

八丈島
八丈島
海辺のベンチ

ここが「海辺のベンチ」と言って、
観光スポットになっているみたい。
確かに写真映えはするかも!

八丈島
八丈島

陽が出てくるにつれて、
青色が濃くなってくる青空。
いいなぁ……東京だけど東京じゃない。

ホテルの朝食

朝食はビュッフェ形式。
和食と洋食幅広く揃っていて、
ジャージーミルクを使ったフレンチトーストが名物みたい。
後で食べよう。

リードパークリゾート八丈島

まずは野菜とタンパク質。
お刺身があれば最高だったけど、
それは流石に豪華過ぎるか笑

リードパークリゾート八丈島

ジャージーミルクを使ったカレーライスに、
ししゃもと卵のおかわり。
ししゃも好きなんですよね。

リードパークリゾート八丈島フレンチトースト

フレンチトーストを食べようと思ったら空っぽになっていて、
補充されるまで少し待った。

意外と、甘さ控えめの大人っぽいフレンチトースト。

八丈島

チェックアウトを済ませて、
最寄りのバス停「神湊」を目指して30分くらい歩きます。

田舎特有の、歩いて進むことを想定していない道路を堂々と歩くのがちょっと好き笑

八丈島
八丈島

綺麗な海に、
「島」って感じがする十字路。

八丈島神湊
八丈島神湊

神湊漁港。
広ーい青空の下の開けた空間が気持ちいい。

八丈島神湊

ここが神湊のバス停。
待合スペース的な場所かな?
田舎!って感じのする温かさ。

ふれあいの湯

八丈島ふれあいの湯

八丈島に6カ所存在する温泉の中から、
「ふれあいの湯」でお風呂に入ることにしました。
神湊から、ふれあいの湯の建物の目の前までバスで行けます。

内湯と、露天風呂。(画像は八丈島公式サイトから拝借)
ふれあいの湯は、八丈島の温泉の中でも結構泉質が良いお湯らしい!
温泉はあまり詳しくないけど、ピリピリする感じというか
口に入ると独特な味がして、なんらかの成分がたっぷり含まれてそうだった!

30分くらい入っていたのに、自分ともう一人地元民らしいおじいちゃんしか居なくて、
のびのび入ることが出来た。
しかもおじいちゃんはずっと室内風呂に入っていたから、青空の見える露天風呂を独り占め!

八丈島ふれあいの湯

室内の休憩スペース。

原田龍二さん(笑)
八丈島の観光大使だそうです。
彼温泉好きですもんね。

八丈島ふれあいの湯

「ふれあいの湯」発のバスを待ちながら。
天気が気持ち良い。

八丈植物公園1回目

「八丈植物公園」では、
広大な敷地の中を散策しながら、多種多様な熱帯・亜熱帯植物を観察したり、
野生の動物や鳥を観察することが出来ます。

結構珍しい植物を間近で観察出来たり、
一時期大量発生で話題になったあの「キョン」もいるので、散歩が楽しいですよ!

八丈植物公園

複数ある公園の入口の一つから入って歩いている所。
自然の迷宮の通路のような雰囲気。

八丈植物公園

南国風の植物がある広場。
目に入る植物がどれもエキゾチックなので、秘境にやってきた感があります。

八丈植物公園キョン
八丈植物公園キョン

鹿の一種であるキョン。
目が4つあるように見える顔とか、大量発生のニュースとかで一時期有名になった。

食べると美味しいと聞いたんだけど、どうなんだろう…笑

八丈植物公園

バオバブにも見えるこの木は、「龍血樹(リュウケツジュ)」。
近づいて見てみると、本当に血を流しているような赤い筋が所々にあった!

八丈植物公園はまだ見終わってないんだけど、
お腹が減ってきたので近くの飲食店をネットで探すと、
歩いてすぐの場所にいい感じの所を見つけたので、一旦食べに出ることにしました。

藍ヶ江水産 地魚・干物食堂

干物などの海産物を売っているお店ですが、
中に食堂もあります!

藍ヶ江水産地魚干物食堂

他のお客さんを見てみると、
地元の人達も来ているようでした。

藍ヶ江水産地魚干物食堂

昨日飲んで美味しかった焼酎「情け嶋」をリピート。

藍ヶ江水産地魚干物食堂

地魚のお刺身定食を食べました!
お刺身は日替わりの3種類で、この日は真鯛・金目鯛・ブリ。
島で食べるお刺身は口当たりや脂の乗り、香りの良さが格別。
味噌汁の器が大きいのも良い。

八丈島

実はこの後、帰りの便の時間まで何をしようかなと考えていた所、
せっかくバス乗り放題のチケット「バスパ」があるんだから、
バスで端から端まで回りながら車窓を楽しもう!というアイデアが思い浮かび、
本当にやってきました!笑

気分としては島内1周遊覧バスツアー?
乗り放題とは言え、モラル的に問題はないのか心配になったけど、
ガラガラだったし…きっと大丈夫だと信じよう。

せっせと植物園に戻ります。
その後空港に向かっていけば、丁度良い時間になる。

八丈植物公園2回目

公園内にあるビジターセンターに行きました。
ここでは、八丈島の地理的・歴史的な解説をする展示や、
島内の動物や植物を紹介する展示が見られます。

解説の雰囲気的に、小中学生を対象にしているような雰囲気。

センター内ではジェラート屋さんもあり、
「えっ!?」と思うフレーバーがあったので、
思わず買ってしまいました笑

八丈植物公園

左が「あしたば」、そして右が「しいたけ」のジェラート…!!

八丈島はしいたけも名産なんです。
名産をまとめると、島魚、島焼酎、あしたば、椎茸、ジャージーミルク…かな?

食べてみると、意外としいたけは癖がなく、
むしろマッシュルームのような、キノコ系のまろやかな旨味と風味がマッチしていて美味しかった。

そして以外と、あしたばが青臭くてちょっときつかった…笑
あしたばビールも青汁感あったし、結構香りの強い野菜なのかもしれない。

八丈植物公園

ビジターセンターの隣にある、温室。
主に熱帯植物が見られます。

八丈植物公園

ハイビスカスや、バナナ、バニラなど
南国の品種が色々ありました。

徳里山展望台

個人的にツボにハマったスポットがあったので、ここも載せます。

八丈植物公園

ビジターセンター近くの階段を登っていくと出られる、
「徳里山展望台」。

八丈植物公園

小高い丘の頂上に出るので、
島をぐるーっと一周見渡せます。

八丈植物公園徳里山展望台

自分のお気に入りが、この休憩スポット。

八丈植物公園徳里山展望台

寝転がったり、黄昏れたり、
小一時間ほどのんびりしてました。
風が気持ちよくて、空と緑に囲まれて…
思い詰めていたことも冷静に、ポジティブに、自分の内を観察することが出来る。

八丈植物公園徳里山展望台

アーティスティックでドラマチックでクリエイティブなことをしてみたかった笑

八丈島空港へ

八丈植物公園

展望台を降りて、空港に向かって歩いている所。

そう、植物公園から空港までは歩いて20-30分で行くことが出来るんです。
本数の少ないバスに時間を合わせたり、
タクシー代を出したりするよりは、柔軟性があるかな?
真夏だとなかなかきついだろうけどね。

八丈島

歩きながら、八丈島は結構自分に合ってるかもしれないと考えていました。
基本的に、同じ旅行先は2回以上行くことは無いんだけど(ハンガリーのブダペストを除く)、
八丈島は2回目も全然有るなーと思いました。

まだ行きたくて行けてない所はあるし、
むしろ、バスの勝手や地理がある程度頭に入った今、
今回よりも上手に回れるかもしれないしね!

八丈島

羽田から1時間ですぐ亡命出来る、
海、山、空、緑すべてが揃う、東京であって東京でない所。
また近いうちに再訪したい!

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